スタジアム・コンベンションホール

⼤規模な同時接続にも対応する、⾼効率な電波環境

多数の来場者を想定した効率的な電波運⽤で、
⼤規模施設の通信環境を⽀援

スタジアムやコンベンションホールのように、数千~数万規模の来場者が集まる大規模イベントでは、モバイル通信が輻輳しやすく、安定した無線通信環境の確保が不可欠です。しかし、広大なカバーエリアとともに多数の端末の同時接続が求められるため、無線設計の難易度も高くなります。
当社では、緻密な設計による効率的な電波運用で、屋内外を問わず大規模施設の無線インフラ構築にも的確に対応します。
本分野において当社は令和6年度科学技術賞(開発部門)を受賞するなど先進的な取り組みを続けています。

文部科学大臣が表彰する令和6年度科学技術賞(開発部門)を「大規模環境における高効率Wi-Fi技術の開発」が受賞

5.2GHz帯無線LAN屋外利用の推進並びに国立競技場における実用化に貢献~第31回電波功績賞(総務大臣表彰)受賞について~

⾼負荷なネットワーク環境においても
快適な通信を実現



  • 最適な電波設計

    電波⼲渉を抑えた
    無駄のないアクセスポイント設置

    効率的なカバレッジの確保や、混雑時を想定した置局など、スタジアムやコンベンションホールには⾼度な無線環境の設計が求められます。通信環境の調査を実施したうえで、最適な無線環境をご提案します。

  • 同時接続数の最適化

    適切な負荷分散で
    数万規模のアクセスにも対応

    数千〜数万規模の同時アクセスにも対応できるよう、周波数リソース最適化、分散スマートアンテナ技術といった電波設計とネットワーク構成の両⾯から最適な通信環境を構築します。

  • クリーンな電波環境

    出展/出店者への通信環境提供で
    会場全体をクリーンに

    来場者に加え、出展者が独⾃にWi-Fi機器を持ち込む ことによっても電波⼲渉は発⽣しやすくなります。こうした状況下でも安定した通信環境を確保するためには、施設全体で⼀貫した無線設計を⾏うことが重要です。

  • ICTサービスによる業務DX

    ⽤途に応じた帯域制御や
    セキュリティ対策も

    決済端末による売上管理や業務⽤タブレットでの運用管理、防犯カメラ、ロボット等の業務⽤途でWi-Fiを活⽤できます。安定した無線環境を整えることで、不測の事態にも強く、施設側・テナント側ともに業務を継続しやすい環境を構築します。

導⼊事例:⿅島アントラーズ 様

観客⽤フリーWi-Fiと業務Wi-Fiを重畳。スタジアム全域を快適な通信エリアに

県⽴カシマサッカースタジアムでは、2017年からフリーWi- Fiサービスをコンコースや観客席のほぼすべてに導⼊しています。さらに、2017年の導⼊と同時に観客⽤Wi-Fiと同じアクセスポイントでスタッフ⽤Wi-Fiの運⽤も開始。電波を効率的に活⽤し、スタジアムのどこにいても業務ができる、シームレスなビジネス環境を実現しています。

⾼密度なアクセスポイントを無駄なく運⽤
観客の⾏動をふまえた概念設計とそれに基づいた、設置場所やチャネルの緻密な設計で、電波状況には濃淡をつけながら、多くの観客が満⾜できる環境を整備しています。
ほとんどのアクセスポイントから観客⽤とスタッフ⽤を同時に送波
スタジアムやクラブハウスを含め複数拠点で通信品質を平準化し、同じWi-Fiシステムでの業務運用をすることで、働く場所を選ばず、スピーディーな情報共有を可能にしています。

最新技術を活⽤した
無線環境構築はNTTBPにお任せください

⾼度な社会システムを実現にプライベートワイヤレス環境が不可⽋です。
⾼い専⾨性で、⾼品質な無線環境構築をお⼿伝いします。

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