社長メッセージ

 NTTBPの社長の加藤です。私たちNTTBPは、無線LAN技術の創成期より、20年以上にわたりワイヤレス技術の社会実装に努めてまいりました。まだ、世の中に浸透しておらず「Wi-Fi」のことを「ウィーフィーですか?」と言われたことを記憶しております。

その後、この無線LAN技術(Wi-Fi)はノートPCや携帯型ゲーム機などへの実装が進み、ついに「スマートフォン」の登場とともに、皆さまの生活や仕事の中に浸透をしてまいりました。お子さまから、学生、社会人、あらゆる方々が、あらゆる場所でこの便利な通信ツールを活用したいというニーズの広がりの中、私どもNTTBPは、特に空港、駅、大型商業施設、スタジアム、電車やバスの中など、人々が多く集まる場所、設置運用が困難な場所などへの社会実装を数多く手掛けてまいりました。

また、公衆Wi-Fiのご利用者にも安心・便利にサービスをお使いいただけるよう、スマートフォン向けWi-Fi接続アプリ「Japan Wi-Fi auto-connect」(無料)を2019年12月に提供開始しました。このアプリを利用すれば、全国の公衆Wi-Fiに自動で接続でき、かつ、提供元が明確で安心・安全なアクセスポイントにだけ接続することができます。

今日、一つの通信方式では、最も世界で普及されているWi-Fi。手軽に購入でき、自分でご自宅に設置してお使いの方も多いと思います。ただ、前述のような不特定多数の方々が多く集まる場所で、Wi-Fiを安定的に使うには、設置にあたっての電波設計や場所場所に合わせた工事施工等が必要となり、我々NTTBPでは多くの設置運用実績から、多くのノウハウを保有するに至りました。

コロナ禍を超えた現在、企業活動の中で声高に言われていることに「働き方改革」や「DXの推進」というキーワードがあります。これらの実現の第一歩に、「Wi-Fi環境の整備」があげられます。多くの企業や大学をはじめとする教育機関、自治体において、一気に「Wi-Fi環境」が整えられています。しかし、実際に業務でWi-Fiを活用してみると、「思ったように動かない」 「途中で切れる」 「通信速度が出ない」などの不満をもっている方々が多くいらっしゃいます。このような企業や教育機関からの要請に応じ、我々NTTBPは「Wi-Fiドック」という診断メニューの展開を開始しております。
わが社の専門スタッフがお客さまの「Wi-Fi環境」を調査し、データ解析を行うことで「Wi-Fi環境」の適正化のご提案を行うサービスです。我々が保有しているWi-Fi環境に関する多くのノウハウを活用し、いままでの「なんか調子悪かった」 「なぜかつながらない」などを解決いたします。

 「働き方改革」 「DX推進」への第一歩のお手伝いを、NTTBPへご用命ください。

2024年6月

エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社
代表取締役社長 加藤 成晴

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