建設現場ならではの通信課題を、さまざまな無線通信で解決
⼤規模建設現場では、BIM(ビルディング インフォメーション モデリング)や施⼯管理アプリ、4Kカメラなど、⾼度なICTツールを活⽤するための安定した通信環境が⽋かせません。しかし、⾃然環境への対応や⼤型重機や構造物による電波の遮蔽など、通信を難しくする要因が多く存在します。
こうした課題をローカル5G、Wi-Fi、モバイル通信など複数の無線通信を組み合わせることで解決。現場の状況に応じた最適な通信
環境を構築し、効率的な施⼯管理を⽀援します。
多様な課題を解決する
ハイブリッド無線ソリューション
ローカル5Gをはじめとするワイヤレスネットワークにはそれぞれ特徴があり、建設現場の規模、お客さまの⽬的、予算感等に合わせて適切なものを選択することが必要になります。
NTTBPではお客さまの利⽤シーンにあったワイヤレスネットワーク適所に組み合わせながら、ご提供します。
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Wi-Fi中継
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ミリ波(802.11ad,ay)
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802.11ah
導⼊事例:安藤ハザマ 様
ローカル5Gの実⽤性とWi-Fi併⽤の効果を検証。掘削現場のDXを最⼤化。

広⼤な建設現場では、有線で敷地内をエリア化することには限界があり、Wi-Fiだけではパワーが⾜りません。無線局免許により電波の⾼出⼒が可能なローカル5Gと組み合わせることで、より安定した通信環境を構築できました。
- エリアカバー、スループットともに有⽤性が⽰され期待できる結果に
- 遮蔽物が多く、電波強度も⾼いとはいえない掘削⾯においては、Wi-Fiとローカル5Gの併⽤で数百Mbpsのスループットを確認しました。
今回の検証によって、掘削現場のような遮蔽地形であっても問題なく通信を維持できるとわかりました。また、⼤型トラックや重機など、移動する遮蔽物の影響を受けず通信できることも確認できました。 - 4か⽉間の安定運⽤を確認
- ⾵⾬や粉塵にさらされる環境下においても安定的に稼働し、建設現場環境においても⻑期的な利⽤が可能と確認できまし た。
最新技術を活⽤した
無線環境構築はNTTBPにお任せください
⾼度な社会システムを実現にプライベートワイヤレス環境が不可⽋です。
⾼い専⾨性で、⾼品質な無線環境構築をお⼿伝いします。
⼯事現場における無線ネットワークの課題
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携帯不感知対策
⼯事現場の中には、携帯キャリアの通信が圏外であったり、掘削現場などで電波が届きにくい場所もあります。このような場所ではローカル5GやWi-Fiといった⾃営無線の導⼊が有効な⼿段です。
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⼯事進捗に対応できる
エリア設計現場では構台などの遮蔽物や⼤型重機など、さまざまな遮蔽物が存在します。⼯事進捗に応じた、配置替えや盛替えなど、よりフレキシブルなエリア設計が求められます。
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通信品質と
カバーエリアの両⽴⼀般的に無線通信は届く範囲を広くするほど通信量の確保が難しくなります。建設現場では「広さ」だけでなく「深さ」の考慮も必要です。
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⾃然環境への対応など
現場ならではの耐久性⾵⾬や気温、粉塵などの対応をはじめ、さまざまな外的環境への対応が必要です。機器の防護など、⻑期的な安定稼働のための考慮が不可⽋です。
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