沖縄市による「KOZA Wi-Fi Okinawa City」の提供開始について~NTTBPの「自治体向け公衆無線LANパッケージ」を採用~
| ニュースリリース
エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社
2013年4月26日より沖縄市(市長:東門美津子)が提供開始する「KOZA Wi-Fi Okinawa City」について、エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林忠男、以下NTTBP)の「自治体向け公衆無線LANパッケージ」を採用いただきました。これにより観光ポータルサイトと連携した高品質且つ多機能な公衆無線LANサービスを、低コスト且つ短期間で整備することができました。
1.「Koza Wi-Fi Okinawa City」の概要
(1)事業全体のイメージ
観光誘客強化と地域活性化を目的として、「観光ポータルサイトの構築」と「公衆無線LAN整備」、「観光プロモーション」の各事業を沖縄市が実施するものです。本事業全体の構築及び運用について西日本電信電話株式会社沖縄支店が受注し、そのうち「公衆無線LAN整備」についてNTTBPの「自治体向け公衆無線LANパッケージ」を採用いただいております。
<事業全体のイメージ図>
(2)「観光ポータルサイトの構築」について
沖縄市ならではの情報として、エイサーや音楽、伝統芸能、スポーツを中心とした情報をはじめ、これまで様々なかたちで配信されていたすべての観光情報を一元的に提供する沖縄市の新たな観光ポータルサイトです。
観光ポータルサイトURL: http://kozaweb.jp/
(3)「公衆無線LAN整備」について
市内の観光スポット・集客施設、商店街に誰でも無料で利用できる公衆無線LANを整備し、特に外国人来訪者のインターネット利用環境の向上を目指します。
利用対象者 | 無線LAN接続端末を持つすべての来訪者・市民 |
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利用料金 | 無料 |
SSID | Free_Koza_Wi-Fi_Okinawa_City |
利用エリア | ○市内主要施設に12か所・34アクセスポイント ○簡易型アクセスポイント(100台)の店舗等への配布による拡大 |
(4)利用方法
2.「自治体向け公衆無線LANパッケージ」の概要
「訪日外国人に対する利便性向上」 「観光情報等の情報発信力強化」 「災害時のインフラ整備」の観点から公衆無線LANサービスの展開を検討している自治体様向けに以下のサービスをパッケージとして提供しています。
(1)ソリューション
目的や予算に応じた導入コンサルティングから運用までをソリューションとして提供。運用後の利活用推進にむけたレポーティングや企画提案も実施しております。
(2)クラウドサービス
多機能な機能をクラウドで提供。すでに多数の実績があり高い可用性を誇ります。クラウド型のため安価で迅速にサービス提供できることも特長です。
(3)インフラサービス
エリアに応じた最適なアクセスポイント(AP)の選定をはじめエリア設計から構築までをワンストップで提供。APは複数のメーカから最適なAPを選定可能です。これにより真に最適なインフラ整備が可能です。また、NTTBPが独自に開発した安価な簡易型APによりNTTBPのクラウドを用いて整備した情報配信拠点を効率よく展開することが可能です。
<提供イメージ>
3.今後の展開
本パッケージの特長である多機能なクラウドサービスを活用し、他サービス(ゲーム端末等)連携や他エリア(空港等)連携等を推進することで、Wi-Fiを用いた観光客増加施策を沖縄市様とともに企画・展開していく予定です。
また、公衆無線LANサービスに興味のある自治体様からのご相談が急増している現状をふまえて販売体制の整備を加速することで本パッケージの拡大を推進します。