フリーWi-Fiのご利用方法
【シンプル版】
フリーWi-Fiのご利用方法
Wi-Fiログイン画面での手動接続
【シンプル版】
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00Wi-Fiスポットに行く
Wi-Fiの電波が届く場所へ行きます。
電波は目には見えないので、ステッカーやポスターなどが目印になります。
Japan Wi-Fi auto-connectに対応しているWi-Fiサービスは、アプリの地図から探すこともできます。 -
01Wi-Fiのスキャン
スマートフォンやPCの「設定」等から「Wi-Fi」をオンにして
利用したいネットワーク(SSID)が表示されるのを待ちます一覧に表示されているWi-Fiのネットワークにつけられた名前は「SSID(ESSID)」と呼ばれています。
表示されないときに試してみること
- まずは少しだけ待ってみる
- その場所にたくさんのWi-Fiネットワークがあるなど、さまざまな理由で表示までに時間がかかることがあります。
- スクロールして下の方も確認してみる
- たくさんのネットワークがあると、見逃しやすいことも。並び順はOSにより異なります。
必ずしもアルファベット順というわけでなく、電波強度やセキュリティによって並び順が異なることも。 - Wi-Fiを一度「オフ」にしてから、もう一度「オン」にしなおす
SSIDが表示されない
主な原因- 電波が届く範囲内にアクセスポイントがない、電波が弱い
- アクセスポイントが遠い場合は場所を移動することで、一覧に表示されることがあります。
- 電源が入っていない、故障、撤去などでそもそも電波が出ていない
- 電波が送信されていなければ、一覧にも表示されません。
- サービス時間外
- 店舗や施設の営業時間外には電波を停止している場合があります。
- ステルスモードでSSIDが秘匿されている
- SSIDを知っている人だけが利用できるように制限されているため、知らない人は利用できません。
SSIDに鍵マークが
ついているときは- パスワードを知っている、またはプロファイルのインストールなどの事前準備をした人だけが利用できるWi-Fiです。
- パスワードや利用方法を公開していないものは、従業員向けなどで関係者以外は利用できません。
OpenRoamingに対応したフリーWi-Fiの場合も、SSIDに鍵マークがつきます。
OpenRoaming対応のWi-Fiの利用には事前準備が必要です。
プラス解説
- Wi-Fiアクセスポイントは自身の存在を知らせるために、定期的にビーコンを発信しています。
これを受け取ると、スマートフォンのネットワーク一覧にSSIDが表示されます。
表示されない場合は、発信されるビーコンが届いていないか、そもそもビーコンが発信されていないかのいずれかということになります。
周囲にたくさんのWi-Fiネットワークがある場合や、一台のアクセスポイントからたくさんのSSIDが発信されている場合は、一覧への表示に時間がかかります。
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02Wi-Fiへの接続
利用したいネットワーク(SSID)をタップして
Wi-Fiに接続しますタップするとWi-Fiアクセスポイントへの接続を開始します。
一度でも接続すると、端末がネットワークの情報を記憶するため、二度目以降はタップせずに自動で接続します。
接続が確立しても、この時点ではまだインターネットにはつながっていません。接続できないときに試してみること
- 時間がかかることもあるので、少しだけ待ってみる
- はじめて接続するネットワークの場合、特に時間がかかることが多いです。
- Wi-Fiを一度「オフ」にしてから、もう一度「オン」にしなおす
- 一度ネットワーク設定を削除してから、もう一度接続する
- 実施方法はこちら
接続までに時間がかかる
接続に失敗する主な原因- 電波が届く範囲内にアクセスポイントがない、電波が弱い
- そもそも電波が届きにくい場所や、電波干渉が強い、移動するなどしてWi-Fiを検知した時点より電波が弱くなっているなどして電波状況に問題がある場合は、時間がかかったり接続できません。
- 利用者が多すぎる
- 一台のアクセスポイントに同時に接続できる端末数は限られています。接続中の端末が制限台数を超えていると利用できません。
- 規格に対応していない
- 古い端末を利用している場合、Wi-Fi6EやWi-Fi7といった最新規格のWi-Fiに接続できない場合があります。
動作確認済のOSおよびバージョン(世代) - 接続のための準備が不足している
- 接続に必要なプロファイルがない、パスワードに誤りがある等、なんらかの準備が不足していることが考えられます。
プラス解説
- SSIDをタップすると、端末からアクセスポイントへ接続(アソシエーション)のリクエストが送られます。
オープン認証のWi-Fiの場合には、電波環境が良好であればすぐにアクセスポイントがリクエストを許可します。
(Enhanced Openの場合は、このタイミングで暗号化のための処理を行います。) - 利用者が多すぎるとつながらないのは、IPアドレスの枯渇のことが多い
- アソシエーションの許可後、その後、DHCPサーバにアクセスし、アクセスポイントが端末にIPアドレスを払い出します。ただ、この数は無限ではありません。アクセスポイントの性能や、設定によって決まっており、払い出したIPアドレス数が上限いっぱいの場合は残念ながら利用することができません。
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03キャプティブポータルの起動
Wi-Fiサービスの「ログイン画面(キャプティブポータル)」を開きます
Wi-Fiサービスを利用するためのログイン画面は「キャプティブポータル」と呼ばれる、フリーWi-Fi特有の仕組みです。
Web画面のように見えますが、この時点ではまだインターネットは利用できません。
この画面で利用規約への同意や、利用登録を行うことではじめてインターネットを利用することができるようになります。Android
ポップアップ通知や、画面上の「ログインが必要です」などのメッセージをご自身でタップします。
表示の出る位置などは端末によって異なります。
iOS
簡易ブラウザが自動で起動し、ログイン画面が表示されます
Windows
普段ご利用されているブラウザ(Edge,Google Chromeなど)が起動し、
ログイン画面が表示されます。ログイン画面(キャプティブポータル)が起動しないときは
- httpのページを開く
利用したいフリーWi-FiのSSIDに接続していることを確認した後、ブラウザを起動して、以下のURLを入力してください。
http://jwifi.jp
- Wi-Fiを一度「オフ」にしてから、もう一度「オン」にしなおす
- 「自動ログイン」がオフになっていないか確認する(iOS)
- 確認方法はこちら
ログイン画面は起動しても、表示が真っ白などで画面が表示されない
ログイン画面が起動しない
ときのよくある原因ご利用者さまの環境や端末設定に左右されやすい事象です
必ずしも解決できる原因だけではありませんが、よくある原因をご紹介します。
1. 電波状況や周囲の環境によるもの
- 電波が届く範囲内にアクセスポイントがない、電波が弱い
- 電波の届きにくい場所に移動する、干渉波の影響などでWi-Fiを検知した時点より電波状況が悪化して、アクセスポイントと通信できなくなると、画面も表示できません。
- 利用者が多すぎる
- 通信が混雑すると表示できない場合があります。少し待つと表示されることもあります。
2. 端末やOSの対応状況によるもの
- 古いOSやゲーム機などの場合、利用できないことがあります。
動作確認済のOSおよびバージョン(世代)
3. ご自身の端末のネットワークやセキュリティ設定によるもの
- 以下の場合には、一時的に設定をオフにすると接続できる場合があります。
※お試しの際は、ご自身の責任にてお願いいたします。 - プロキシ設定をしている
DNSを固定アドレス(例:Google Public DNS 8.8.8.8)などにしている
VPNを利用している
iCloud+の「プライベートリレー」を利用している
セキュリティソフトの影響
プラス解説
- キャプティブポータルの動作はなぜ端末やOSごとに異なるのか
- 当社のようなサービスの提供事業者は、画面上で動作する認証サービスの提供は行っていますが、キャプティブポータルの起動自体は端末やOSが実装しています。
キャプティブポータルはフリーWi-Fi特有の技術で、標準化についての文書などはありますが、全てのOSや端末で統一された実装がされているわけではなく、各社で独自の実装がなされています。
そのため、端末やOSによって動作が異なったり、起動自体ができないといったことが起こります。
プラス解説
- DNS固定やVPNを利用すると、なぜキャプティブポータルが開かないのか
- キャプティブポータルは、インターネット接続の前段階で端末のHTTP通信を捕捉し、DNSの応答を書き換えるなどして、利用者を認証ページへリダイレクトする仕組みです。
そのためDNSを固定したり、プロキシの設定やVPN、プライベートリレーなどを利用して別経路で通信を行おうとすると、ゲートウェイによるリダイレクトが正常に動作しません。
これらの設定は主にキャプティブポータルの「起動」に影響を与えますが、インターネット接続自体を阻害するわけではないので、一時的にオフにして認証後に再びオンにすることで、フリーWi-Fiサービスを利用できます。
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04ログイン画面での利用登録
利用規約等を確認のうえ、利用登録を行います。
画面に従って利用登録します。
利用条件や利用規約などはしっかり確認し、同意の上利用しましょう。
利用登録の方法はWi-Fiサービスによって異なります。1回の利用時間および1日の利用回数制限について
- フリーWi-Fiは限られた通信リソースを大勢でシェアして利用するサービスです。公平な利用のため、1回の利用時間や1日の利用回数に制限がある場合があります。ログイン画面に記載してありますので、よく確認してから利用しましょう。
- 利用時間が経過した場合...
- Wi-Fiへの接続は維持したまま、インターネットへの接続が解除されます。この場合は、一度Wi-Fiをオフにしてからあらためてオンにし、ログインからやり直してください。
- 利用回数が1日の上限になった場合...
通常の利用登録画面ではなく、エラー画面が表示されます。翌日以降に改めてご利用ください。
プラス解説
- なぜメールアドレスなどを登録する必要があるのか
- フリーWi-Fiは誰でも手軽に利用できる反面、不正利用されるリスクもあります。そこで、利用者が誰なのかを確認するために、メールアドレスやSNSアカウントの登録を求めることがあります。
利用者が誰なのかが確認できればよいので、目視で見渡せるような規模の施設や、カメラが整備されている、チケットを購入した人だけが入場できる環境などの場合は、利用者の利便性のために省略することができます。
参考: 総務省 | 無線LAN(Wi-Fi)の安全な利用(セキュリティ確保)について
プラス解説
- メールアドレスなどの登録は暗号化されている
- 当社の提供するフリーWi-Fiの多くは、無線区間を暗号化していません。そのため、利用登録画面に入力したメールアドレスやSNSアカウントのパスワードなどが盗み見られるのではないか、と懸念されることもあります。
しかし、暗号化されていないのはあくまで無線区間の通信であり、入力内容の送信はSSL/TLSにより暗号化されているため覗き見られる心配はありません。
プラス解説
- 認証はMACアドレスで行っています
- インターネットへ接続する際の認証には、接続に使用する端末のMACアドレスを利用します。
初回登録時に、利用者が仮登録ボタンを押下した時点、または各SNSのアカウントで認証をした時点でMACアドレスをサーバに登録します。
メールアドレスやSNSアカウントは利用者の本人確認にのみ利用し、認証処理そのものには利用していません。
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05インターネット接続
ログイン画面を閉じて、インターネットを利用します。
1回の利用時間や1日の利用回数に制限がある場合もあります。
Android
インターネットに接続すると画面が自動的に閉じます。
iOS
インターネットに接続すると、接続完了画面が表示され
インターネットに接続すると右上の表示が「キャンセル」から「完了」に変わります。
「完了」をタップすると画面を閉じることができます。インターネットに接続完了後、フリーWi-Fiサービスの提供者のWebサイトなどが自動的に表示されます。
Windows
接続完了画面が表示されたらインターネットに接続しています。
そのままインターネットをご利用ください。インターネットが遅い、
つながらないときのよくある原因- 利用者が多すぎる・誰かが大きなデータのやりとりをしているなど、通信負荷が高い
- フリーWi-Fiは多くの人が同じ通信回線を共有しています。利用者が多かったり、大きなデータをやりとりしている端末があったりすると、端末とアクセスポイント間の無線通信はもちろん、バックホール回線となっている光回線やモバイル回線なども混雑してしまい、通信が遅くなったり、接続できなくなったりします。
- 電波が弱い・干渉している・不安定
- 一度認証してフリーWi-Fiに接続しても、電波が弱かったり、干渉などで通信が不安定だと、インターネットの利用に影響が出ることがあります。
また、こうした場合、スマートフォンが自動的にLTEや4G、5Gなどのモバイル通信に切り替わることもあります。 - 1回の利用時間が過ぎている
- 利用時間が経過すると、Wi-Fiの接続を維持したままインターネットから切断されます。
- 青少年向けフィルタリングがされている
- 自治体や大規模商業施設などのフリーWi-Fiサービスの場合、特定のカテゴリのサイトをフィルタリングする場合があります。
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062回目以上のご利用
端末のWi-Fiがオンであれば、自動でWi-Fiにつながります。
利用登録も簡略化されています。メールアドレスやSNSアカウントの再登録は不要で利用することができます。
利用登録のないWi-Fiと非常に近い手順になりますので、以下を参考にしてください。2度目なのに自動でWi-Fiにつながらない場合
- まずは、はじめてのときと同様に、再接続などをお試しください
- 利用時間が経過した場合...
- Wi-Fiへの接続は維持したまま、インターネットへの接続が解除されます。この場合は、一度Wi-Fiをオフにしてからあらためてオンにし、ログインからやり直してください。
- 端末で「自動接続」がオフになっていないか確認する
- 確認方法はこちら
2度目なのに利用登録を
求められるよくある原因- MACアドレスが前回と変わっている
- 端末の設定などによってMACアドレスが秘匿されていたり、前回利用時と変わっていたりすると、利用登録の有無が確認できず、改めて利用登録が必要になります。
- 1度目の利用から期間が経過している
- 利用情報は一定期間しか保持されません。(多くのサービスで数か月~1年程度)
最初の利用から、情報保持期限が経過すると、改めて利用登録が必要になります。