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カシマサッカースタジアムでサッカー観戦しながらフリーWi-Fiを使ってみた

ジーコ像とスタジアム

茨城県立カシマサッカースタジアムを知っていますか? 鹿島アントラーズの本拠地でもあるこのスタジアムは、サッカー専用として作られ、ド迫力の観戦が楽しめることで知られていますね。

しかし魅力はそれだけではありません。実はここ、国内でも有数のフリーWi-Fiが充実したスタジアムなんです!

そのアクセスポイントの総数はなんと400台以上! 約38000人収容できるこの広いスタジアムの中で、ほぼ全観客席、コンコースで使えるよう、高密度なWi-Fi環境が構築されているんですね。

そんな環境をぜひ体験してみたい! というわけで、今回は編集部で、実際にサッカーの試合を観戦しに行ってきました。観戦しながらのフリーWi-Fi利用と会場の様子がどんな感じだったか、試合のない日に撮影した設備写真も交えながらお伝えしたいと思います。アントラーズの試合を観戦にいくのははじめてで、非常にドキドキしました。

ちなみに編集部で行った試合は浦和レッズとの対戦の日で、動員数は29,305人と、この時点でのシーズン最高の動員数を記録したそうです。両チームともサポーターの盛り上がりが凄まじく、大迫力でした!

サッカー観戦についてはこちらの記事でもご紹介していますので、あわせてお楽しみください。
関連記事:編集長完全主観!素人がカシマサッカースタジアムを楽しむ9つのコツ

スタジアムのどこでフリーWi-Fiが使えるの?

スタジアムゲート内

なんと、観客席やコンコースのほとんどで使えます。場所や混雑具合によって多少の電波の良し悪しがあります。

アクセスポイントのある観客席の風景

この写真のどこかにアクセスポイントがうつっているのがわかりますか?

アクセスポイントのある観客席の風景2

正解はこちら! 見つけられましたか?

アクセスポイントのある観客席の風景3

コンコースにあるアクセスポイントはこんな形。
近くにいけばそれだけ電波は強いです

等身大パネル

当日限定の等身大パネル
撮った写真をすぐにSNSにもUPできる!

注意深く見ていると、実に高密度にWi-Fiアクセスポイントを設置してくれているかがわかります。あまり人が行かないような場所やトイレなどでは使えませんが、ユーザーが使いやすい環境作りに尽力されているのを感じました。

ちなみに、試合のない日も、スタンドやピッチ以外の一部エリアは無料で解放されています。その一つが3階のウォーキングスペース。一周630メートルで散歩やランニングのコースとしても楽しめるので、ぜひ訪れてみてくださいね。もちろん試合がない日もフリーWi-Fiは使えますよ!

スタジアムゲート外の通路

雨でも夜でも安心してウォーキングができます。

スタジアムゲートの外

スタジアムの外にもお楽しみはいっぱいです。

スタジアム外のメルカリロードには開場1時間前~ハーフタイムまで、多くの飲食店が並びます。軽食やスイーツを食べながら、これから始まる試合に向けて盛り上がっていたのが印象的です。

スタジアムのすぐそばにある、鹿嶋市立カシマスポーツセンター前では、鹿島アントラーズのキャラクターである「しかお」のアトラクションやサッカーゲームのコーナーがあり、小さなお子様も楽しむことができます。

メルカリロードやスポーツセンター前の広場などゲートの外でもフリーWi-Fiが利用できますので、会場入りの早い人にも安心ですね。

さらに、チームドクターから診察が受けられるアントラーズスポーツクリニックや、フィットネスクラブのカシマウェルネスプラザの周辺などでもWi-Fiが利用できますよ。

しかおのアトラクション

巨大な「しかお」のアトラクション

ジーコ像

鹿島アントラーズと言えばこの人!ジーコの銅像

アントラーズスポーツクリニック周辺

アントラーズスポーツクリニック周辺にも

フリーWi-Fiを実際に使ってみよう

Wi-Fi接続画面

鹿島アントラーズで提供しているWi-Fiのネットワーク名(SSID)は「Antlers_Wi-Fi」です。

Antlers_Wi-Fi」と「Kashima_Stadium_Wi-Fi」という2つのSSIDが見つかる場所も多いです。Kashima_Stadium_Wi-Fiは茨城県によるフリーWi-Fiですが、利用方法などにどちらも大きな違いはないので、どちらを使ってもOKですよ。

Wi-Fi接続画面

いずれかのWi-Fiに接続すると、Wi-Fiのログイン画面が出るので、利用登録をしましょう。

スマートフォンアプリ「Japan Wi-Fi auto-connect」をインストールしておくと、使える場所に来ただけで自動でつながります。便利なので、ぜひ利用してみてくださいね。

関連リンク:Japan Wi-Fi auto-connect | フリーWi-Fi自動接続アプリ
https://www.ntt-bp.net/jw-auto/ja/index.html

カシマスタジアムのフリーWi-Fi、その実力は?

試合前、試合中、ハーフタイム、試合後と、どのタイミングで使っても問題なく使えました

編集部が見た試合はシーズンの終盤で、観客数が非常に多い試合でした。他会場の結果も普段以上に気になる時期で、目の前で試合をやっているのでなかなかタイミングこそないけど、ときどきちらっと他会場の経過を見る、なんて使い方をしている人もいたのではないでしょうか。

また公式アプリでは「鹿BIG」と呼ばれる来場者プレゼントの企画が行われていて、その参加には通信が必要でした。Wi-Fiがあって助かった人も多かったのではないでしょうか。

実際の通信速度はこちら

Wi-Fiの電波状況はさまざまな環境によって変わります。アクセスポイントからの距離や混雑状況によって異なりますので、測定の数値はあくまで参考程度にしてくださいね。

ハーフタイム(メインスタンド側座席)

ハーフタイムや試合前は使う人が多く、スピードテストしてみると多少遅く見えていましたが、両チームの選手情報をWebサイトで調べたり、SNSに写真を投稿したりするのに全く不自由はありませんでしたよ。ちなみに、試合直前もちょうど同じくらいの速度でした。

ハーフタイムの電波強度

試合中(メインスタンド側座席)

使っている人が減ったのか、速くなっています。

試合中の電波強度

試合終了後(コンコース)

帰る途中のサポーターでいっぱいの道ですが、
さらに使う人が減ったのかとても速いです。

試合後のコンコースの電波強度

Wi-Fiの速度はこのような結果になった一方、試合後のモバイル通信はとても遅くなっていました。 その差は歴然で、フリーWi-Fiを使ったほうがずっと快適でした。ありがたさが身に染みた瞬間です!

試合中の電波強度

試合後のモバイル通信の速度

試合後は帰宅の準備や連絡、SNSの投稿や閲覧など一斉に通信がつかわれます。そのため、モバイル通信は混雑して遅くなってしまいます。サッカーの試合に限らず、これは大型イベントではどうしても起こってしまうことです。試合後こそ通信が使いたくなるもの。そんな時、フリーWi-Fiの存在は頼りになりますね。

会場のWi-Fiは他にも活躍している

実は、カシマサッカースタジアムのWi-Fiの活躍は、サッカー観戦者用向けのフリーWi-Fiに留まらないんです。

カシマサッカースタジアムはJリーグでも先駆けて、飲食店のキャッシュレス化入場チケットの電子化が進んでいます。イベントによっては、会場のインターネット環境のために決済が遅くなったりすることもありますが、その点カシマサッカースタジアムはWi-Fiを張り巡らせているので安心です。

私も実際にキャッシュレス決済を使っていましたが、ノーストレスで快適。おかげでいろいろ食べてしまいました!

ポテトフライともつ煮

名物のサツマイモのポテトフライともつ煮!美味しい!

アドオンのおもてなしではなく、当たり前の通信インフラとしてのフリーWi-Fi

鹿島サポーターの半数は、東京などの遠方から来場しているそうです。長時間の移動や待ち時間で、スマホを触る時間は長くなりがち。フリーWi-Fiの存在は本当に助かります。

インターネット環境は今やなくてはならないものですが、Jリーグの試合に限らず、多くの人が集まるイベントではモバイル通信が思うように使えないことは多々あります。

そんな中、鹿島アントラーズでは「フリーWi-Fiはアドオンのおもてなしではなく、当たり前の通信インフラ」と考えているそうで、観客のみんなが当たり前に通信できる環境を整えるべく、2017年からWi-Fiの整備に取り組んでいるそうです。快適な通信環境のカシマサッカースタジアムに、ぜひ、足を運んでみてください!

カシマサッカースタジアムでは、Jリーグ以外にもさまざまなイベントが開催されています。近々では、12月16日にKASHIMA STADIUM DRONE RACE 2023(U99)も開催されます。

ドローンレースイベントをスタジアムで開催するのは、国内初の試みなのだとか。観戦は無料なので、こちらもぜひチェックしてくださいね!

関連記事:KASHIMA STADIUM DRONE RACE 2023(U99) | Peatix
https://kashimastadiumdronerace2023.peatix.com/?lang=ja

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