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西日本旅のおとも「Shinkansen Free Wi-Fi」を使う時の注意点は? 実体験をもとにご紹介

新幹線とWi-Fiを使ううさぎたち

皆さんは新幹線の車内Wi-Fiを使ったことがありますか? 旅先の情報を調べるもよし、メールチェックをするもよし、とても便利な存在です。先日、取材で新幹線のぞみに合計8時間ほど乗る機会がありましたが、提供されていたWi-Fi「Shinkansen Free Wi-Fi」にはとても助けられました。

新幹線Wi-Fiの画面

画像引用:「Shinkansen Free Wi-Fi」の画面

その一方で「知らないと戸惑うかも」と感じたことがあったのも事実です。そこで今回は、編集部の実体験から、東海道・山陽・九州新幹線の普通車で使える「Shinkansen Free Wi-Fi」を利用する際の注意点をまとめてみました。これから新幹線に乗るという方は、ぜひ参考にしてくださいね! 

このノウハウは東北新幹線など、他の新幹線や特急など、別路線に乗る時にもきっと役に立ちますよ!

ちなみに取材した記事というのはこちらです。G7でホットな広島の観光情報が満載なので、ぜひご覧くださいね!

関連記事:広島をまるまる一日全力で観光しながらフリーWi-Fiを使い倒してみた
https://www.ntt-bp.net/column/blog/2023/05/post-124.html

新幹線車内でフリーWi-Fiをを使う際の注意点あれこれ

iPhoneの場合、接続するまでに時間がかかる場合がある

iPhoneを使っている方は、「接続されるまでの時間が長いな」と感じるかもしれません。「つながらないのかな?」とすぐに切らず、少し待ってみましょう。何度もやり直すよりも、それが一番早く繋がるケースが多いです。

これは新幹線に限ったことでなく、フリーWi-FiなどのオープンなWi-Fiの場合につなぐ場合にも、同じように時間がかかることがありますよ。

新幹線Wi-Fiの接続中

くるくるがチェックマークになるまで待ちます

1回の利用における接続時間上限(30分)に注意

フリーWi-Fiは多くの人が公平に使えるように、利用時間や回数に制限がある場合があります。「Shinkansen Free Wi-Fi」は、一度接続してから30分が経過すると一度インターネット接続が切断されるようになっています。接続回数に制限はないので、接続しなおせば再び30分使えますよ。

動画などを見たい場合は、30分以内のものがよいかも。

トンネルや山間部で途切れるのは諦めが肝心

「Shinkansen Free Wi-Fi」はバックホール回線にモバイル通信回線を利用しています。そのため、自身の携帯電話のモバイル通信が圏外になってしまうような場所では、Wi-Fiも繋がりません。これについては、残念ながら割り切るしかないようです。

私はきっぱり諦めて、アイスを食べる時間にしました!

アプリなどのダウンロードや更新は制限がかかります

WEB閲覧やSNSは普通にできるのに、アプリをダウンロードする場合はすごく重い、遅い、そんな経験はありませんか? これは、限られた通信容量で多く人が利用できるよう、OSのアップデートやアプリのダウンロードに速度制限がかけられているからです。もし、今すぐにダウンロードする必要があるようでしたら、モバイル通信でダウンロードしてしまうほうが早いです。

新幹線Wi-Fiの規約

画像引用:「Shinkansen Free Wi-Fi」の規約画面

利用者が多すぎると遅いかも

新幹線Wi-Fiの接続中

シェアして使っているので、他の人がたくさん利用していればそれだけ遅くなってしまいます。普通に使っているのに何故か遅いという場合は、混雑が原因かもしれません。利用している人が少なくても、乗客のうちの誰かが、大きなファイルをやりとりするなどして、占有している可能性もあります。他の人への迷惑にならないように、譲り合って使いたいですね。

使い続けていないと自動切断される

OSによってはスリープすると自動でWi-Fiが切断されるものもあります。一度切断されると、再接続に時間がかかったり、改めて接続手順の操作をする必要がありますので、車内でずっとインターネットを利用するわけではなく、時々しか使わないという場合は、モバイル通信を利用したほうがストレスがないかもしれません。

ビジネスで使いたいときはS work車両かグリーン車へ!

実はのぞみ車内でつかえるWi-Fiは「Shinkansen_Free_Wi-Fi」だけではありません。のぞみの7号車では「S work車両」としてビジネスパーソン向けの便利なサービスが用意されています。

この「S Work車両」とグリーン車で提供されている「S Wi-Fi for Biz」ではより大容量で安全性の高い通信を行うことができます。「S Work車両」は「EX予約・スマートEX」専用なので、ビジネスで使いたい、という場合はぜひ予約したいですね。

関連リンク:S Work車両 | JR東海
https://jr-central.co.jp/ex/s_work/

もしものときも安心、のありがたさ

今回は2020年7月に登場したN700Sの車両で初めて長旅をしてきました。東京から広島まで4時間かかりましたが、広くて全座席にコンセントもついており、さらに無料のWi-Fiもありとても快適な移動でした。

新幹線車内のWi-Fiは、みんなで譲り合って使うための制限があったり、長距離を移動する乗り物ならではの「クセ」のようなものはありますが、理解して使えば十分に快適に利用できます。

また、もし災害が起こった際などは、非常用の通信としても活躍することでしょう。今だけでなく、もしもの時も頼もしいフリーWi-Fiですから、得意なことや苦手なこと、注意点などを把握して、上手に使っていきたいものです。

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