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【エイプリルフール】NTTBPが都市全体のフリ―Wi-Fiを「さわれる化」利便性向上に期待の声、課題も


【!嘘です!】
この記事はエイプリルフール向けに作成された嘘の記事です。記事中に登場する内容は、実際のサービス、イベントと異なりますが、キャリーバッグWi-Fiは本物です。

「電波を掴む」という言葉が、今や比喩ではなくなったことをご存じだろうか。下の写真で私が握っているのは、実はその「電波」である。

今回発表された「さわれるWi-Fi」のファイ

1.電波がより身近に感じられる存在に

以前、見える化という言葉がブームになり、そこかしこに飛び交っていた時期があった。今後は「さわれる化」が新たな流行となりそうだ。
早ければ今春、NTTBPは主要都市との協力で、設置された全フリーWi-Fiを「さわれるWi-Fi」に置き換えることを発表した。

一足先に経験したが、握り心地もなかなか悪くない。すでに試験波が街中の至るところで飛び交っているので、気になった方は手を伸ばしてみて欲しい。電波の特性(性格)なのか、よく撫でると、よく懐いてくれる。我々の良きパートナーであるWi-Fiだ。今まで見えなかったことのほうが間違いだったとすら思えてくる。

2.わずか1ファイで驚きの感度

この「さわれるWi-Fi」、今なら初回のみ「1ファイ=600円」と割安なので乗り換えを検討するには良い機会だ。同時接続が2台程度なら、1ファイもあれば出力的にも充分と言えるだろう。

軽いので持ち運びも簡単だ。広いエリアをカバーしたい場合は、活きのいい電波を選びたいところ。

見ての通り、コンセントや光回線など不要で、抜群のポータビリティを持っている。ただ、それ故に、海外では既に「さわれるWi-Fiの持ち去り事件」が相次いでいると聞く。事業者には頭の痛い問題だが、撫でられても懐きにくく、Wi-Fiオーナーに忠誠心の強いファイの開発が始まっており、間もなく解決に向かうだろう。

3.設定不要で、安全かつ直感的に使える

従来のフリーWi-Fiスポットは「少し離れると繋がらなくなる」「弱い電波がかえって邪魔」などの弱点があった。
だが安心して欲しい。NTTBPのさわれるWi-Fiは、あらゆる煩雑から解放してくれる。使い方簡単、設定要らず。家への持ち帰りこそ禁止されているが、施設内であれば捕まえて連れ歩くことはむしろ推奨されている。手にしたWi-Fiとスマホをくっつけさえすれば、いつだってバリ3だ。1人1ファイのイベントも増えていくだろう。

こういうのを見つけたら......

こうするだけ!

4.野生のWi-Fiには充分に注意しよう

唯一注意すべき点と言えば、管理の行き届いて居ない"野生のWi-Fi"の存在だ。野生の原種は警戒心が強く、中には噛みつくファイもいる。人里でまみえることは殆どないものの、セキュリティが担保されているとは言い難い。人懐こいWi-Fiに見えたとしても、パスワードや鍵マークはきちんと確認しておくべきだ。

5.正規の家庭用さわれるWi-Fiはバラ売りのみ対応予定

ちなみに、先程紹介した写真はプロモーション用の「さわれるWi-Fi」。紹介イベントの特設ブースで誰でも体験可能となっていた。写真は1セットのもの。家庭用はバラ売りのみの対応が予定されている。

販売が予定されているのはフローラルピンク、シトラスイエロー、ディープマリンブルーの三色。来春にはメタリックシルバー、クリアパープル、パステルアイボリーなど、更に多くのカラーが選べるようになるという。
自分だけの個性派Wi-Fiを持ちたい人は、少しだけ待ってみるのも手だ。

部位ごとにサイズが異なるが、基本的には指定して購入することはできない。また、速度に違いはないので、コレクション目的でなければ、そこまでこだわる必要はないだろう。

6.見えるがゆえに。さわれるWi-Fiに残された課題

さわれるWi-Fiの発表イベントは凄まじい反響で、大成功のまま幕を閉じたと報道された。しかしながら、その影でいくつかの課題もあったと私は考える。

イベント会場など電波が飛び交う場所では、衝突しないよう特に注意が必要だ

第一に、さわれるWi-Fiは従来のWi-Fiよりも「干渉」に弱くなっているという点だ。私が会場内にいたのは、たかだか1時間ほどだが、その間だけでも、Wi-Fi同士の衝突を何十ファイも見た。実は私自身も、会場のWi-Fiに何度も頭を打っている。落ちて動かなくなったWi-Fiたちは会場の美観を損なっていたようにも思えた。

散らばったWi-Fiたち。覇気がなく、電波強度もかなり下がっている

また、家庭用さわれるWi-Fiのサイズ感にも課題が残る。私が購入したものは安価のMサイズだが、使用中はテレビ視聴の邪魔になる。こちらの写真同様にテレビの周辺にWi-Fiを設置し嘆いている人はおそらく他にも多くいるだろう。

電波強度は問題ないのだが画面は隠れがちだ

7.本格的な普及はまだ先。代替可能なサービスとは

専門家は、「さわれるWi-Fiが浸透するにはまだ時間がかかる」との見方を示している。電波はこれからもしばらく、見えないし、さわれないままだろう。

では、我々はWi-Fiスポットを外に連れ出すことを、諦めるしかないのだろうか?

答えはNOだ。
実は、「気軽に持ち運べるWi-Fiスポット」は既に実現しているのだ!

その名も「キャリーバッグWi-Fi」。NTTBPが提供するサービスで、申し込みも利用方法も実に簡単だ。

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引用:キャリーバッグWi-Fi - イベント向け・設置工事不要のフリーWiFi! | NTTBP
https://www.ntt-bp.net/product/service/carrybag-wifi.html

8.キャリーバックWi-Fiが実現する世界

さわれるWi-Fiは、電源や光回線を用いることなく持ち運ぶことができた。けれど、それは唯一無二の強みではない。このキャリーバックWi-Fiもまた、それができる。

コンパクトなこのケースの中には、Wi-Fi設置に必要なアクセスポイント、通信回線(SIMカード)、バッテリーがすべてセットになっている。使い方は、置いて、電源を入れるだけ。これだけで、簡単にプロ仕様のWi-Fiを設置できてしまう。

使ってみれば感じてもらえるはずだ。この手軽さはさわれるWi-Fiに匹敵すると。いや、電波の機嫌を取る必要もない分、さわれるWi-Fiより、もしかするとラクかもしれない。

9.Wi-Fiが私たちの友人であり続けるために

最後に、さわれるWi-Fiは、なぜ愛らしいのだろう。思うに、どこへでも連れていけるからだ。いつでも一緒にいられるからだ。側にいるから、楽しい。側にあるから、繋がる。

Wi-Fiは、人の良き友人である。それを、設営や運搬が大変だからという理由で使わないのはいかがなものだろう。Wi-Fiはまださわれないが、「キャリーバックWi-Fi」は既に実現している。イベントに、乗り物に、店舗に、あなたの最高の友人を連れて行って欲しい。電波とともに、笑顔もまた、広がって行くはずだ。

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